世界的に新種のウイルスが広がってい未知の病気への不安、経済的な打撃を受けている状態です。
また、罹患された人の重症化や最悪の事態など恐ろしい事態にもなっています。
こんな中、予防策の一つのマスクが品薄状態で高値でインターネットを通じて販売されています。
こんな状態を私なりに色々な視点から考えてみた事を書いていこうと思います。
※私はマスクの転売は一回もしていません。
私自身が、重度の花粉症なので貴重なマスクを転売なんて怖すぎますから( ゚Д゚)
あくまで客観的立場で考えていきます。
価格が上がった原因の考察
世の中の価格がついて売られているものは、売りたい価格と買いたいか価格のマッチングによって価格が成り立ちます。
製造価格が1,000円で欲しい人の買っても良い価格が200円なら商品として成り立ちません。
逆もあります。
100円で作ったものが1000円でも欲しかったら、ヒット商品です。
どのメーカーも後者の状態を目指して商品開発をしているわけです。
今回の「マスク」に関しては突発的な価格の高騰です。
この要因は二つのパターンが考えられます。
①必要な人が商品量を上回ってしまった。
⓶実需のない需要が商品量を上回ってしまった(買占め)
両方が考えられることですが、今回の件で大きく影響を及ぼしているのは、後者でしょう。
これは、ニュースが見切り発車で情報発信をした結果でもあると思います。
1.マスクが必要とだけ言えば、マスクを買う人が増えます。
2.欲しい人が増えれば品切れを回避するために買い込む人が増える。
3.買い込む人が増えれば、本当に必要な人が買えない。
4.世間ではマスクは手に入らないと噂になり見つければ在庫を買いこもうとする。
(使い切れないくらいに)
5.市場にマスクが無くなる
6.買い込んだ人が高値で転売を始める
7.不安な人は高くても買うようになる
8.店舗の価格は安定しているので、転売ヤーは探しまくって買い込む
9.価格が崩壊する
こんな流れで雪だるま式で価格が上がっていったのだ思います。
モノの価格が高騰する原因は「不安・心配」の指数だということが分かります。
マスク=安心
の構図が生まれたわけです。
安心を多く持つことにより、欲求は満たされるわけです。
マスクの転売ビジネスとして成功だったのか
異常な価格で取引されていたマスクですが、転売ヤーは大きな利益を上げたでしょう。
これはビジネスとして考えた時に、ウイルスが発生してすぐに買占めに動いた人は嗅覚が鋭くセンスがあったということになるでしょう。
ビジネスとしては大成功だったでしょう。
何百万円という利益を上げた人もいるでしょうし、あくまで想像ですが町の薬局なんかは店頭で売らずにインターネットで売った人もいるんじゃないかと思います。
この動きは株の値動きにすごく似ているなーっと私は思いながらみていました。
多くの資金(マスク)を持っている人が市場に少しづつ値段をあげながら販売をして、便乗する個人投資家(個人の転売)を巻き込んで大きな力を作って天井までいくかいかないかくらいで在庫を売りぬいてしまう。
そういう形だったんでしょう。
そして政府の規制が始まった時には、在庫は無くなって利益だけを残したでしょう。
ビットコインの時と同じで、マスク売れるらしいとテレビやネットで知った情報の末端者は出遅れて買い込みに走り、もしかしたらネットで割高で購入しているかもしれません。
規制にひっかかり在庫を抱えてしまっているかもしれません。
マスクは現物なので、さすがに在庫で破産する人はいないかと思いますが、クレジットカードなどで買い込んだ人は、大量の在庫をを抱えてしまったでしょう。
情報の選別と情報網の広さや、計画を立ててからの行動の早さが勝敗を分ける形になったでしょう。
まマスコミでマスク買い占めが悪となった時に、価格を下げて損切りしてでも在庫をはいた人もセンスはあったでしょう。
今回はマスクでしたが、なんでも情報を常に集めている人は、いくらでも稼ぐことが出来ますね。
人道的にみてマスクの転売はどうだったのか
人道的に考えたら、良くはないでしょう。
今回のマスクの頂点価格はさすがに常軌を逸していました。
ここまでの価格になれば、資本主義社会の極みといったころでしょう。
それでも買う人がいたんだから、成り立ってはいたんでしょう。
お金持ちが自分の健康を守るためにお金を掛けることは珍しくもないですし。
本当に届くべき医療機関や感染に繋がる可能性のある公共機関関係者に届かないのは具合が悪すぎます。
こういった感染リスクの高い職業の人には優先して届くような仕組みが必要だったのでしょう。
これが無かったがために、たくさんの感染者を出してしまったことに繋がったのではないかと思います。
命に係わる事に対して値段が上がることは、必然の事ですし絶対に悪い事ではないですが常識の範囲内で販売しておけば良かったと思います。
60枚入り400円で仕入れたなら、送料が700円で1,100円が原価なら1500円くらいで売るのが妥当だと思います。
それが現実的には10,000円のような高額になってしまっていたので問題です。
大金を出してでも買えた人で感謝している人もいるでしょうし、お金がないから買えなくて困った人もいるでしょうから難しい問題です。
個人的な見解としては良くない事だが、品薄になる前に転売する目的でなくても、常に正確な情報を手に入れるように努力して、買っておくべきであったと思いますので、残念ながら動くのが遅かった人にも多少のミスはあったと思います。
ニュースでまったく医療現場で足りていないとか、感染がとまらないといった報道を受けても異常な価格で転売を続けた人は残念ながら優しさが足りていないと思います。
これから転売をする上で学んだこと
今回の騒動で勝ち組になった人は多くいると思います。
サラリーマンの月収以上に稼いだ人も多くいるでしょう。
情報を手に入れてそれに対してビジネスへ繋げる発送を始めに思いついてすぐに行動をする事の大事さを感じましたね。
マスクというのは特異な商品でしたが、一歩先を読む力を付けておく必要があります。
ニュースやSNSの情報など常に情報が入ってくる世の中ですから、正しい情報を入手するルートの確保も大事です。
常にアンテナを張り巡らして、情報報酬することによりビジネスチャンスは転がっている証明になりました。
ピンチはチャンスという言葉があります。
これから、景気は後退するでしょうし、まだまだ感染も収まらないでしょう。
一時のことではなく、もしかしたら毎年来る病気になるかもしれません。
こんな状況だからこそ、マスクだけでなく何がビジネスに繋がるのかを考えてニュースに目や耳を傾けて、乗り切ることが大事なんでしょう。
普段は時事問題にはふれないのですが、あまりにニュースでやっていることと、転売が政府で規制されたので書いてみました。
自己紹介
ニックネーム:ぼむ
年齢 :30代半ば
性別 :男性
転職を三回して、不動産、アパレル、金融関係を経験して、今なおサラリーマンをしながら日々資産形成や副業、支出を減らす方法を考えながらブログを書いています。
私が学んだことを、たくさんの人に広げるためにブログを始めたおせっかいな人です。