UberEatsの配達員を街中で見ない日は無いと言ってもいいくらい日本でも浸透してきている職業です。
一時は月に50万円以上稼げるや、月に100万円稼ぎましたなどメディアで稼げるお仕事として紹介されることも多くありました。
そんなウーバーですが、最近では交通ルール違反やマナー違反などマイナスな情報を多く散見されますが現状の稼ぎはどうなのかはあまり聞こえてきません。
そんなウーバーの現状の収入はどうなのかを実際に配達員をしている私が解説していきます。
最初に結論から言うと、ピーク時に比べて稼げなくなりつつあります。
クエストが激減している
クエストことプロモーションの金額と件数が減っているのは大きな原因です。
そもそもクエストとは
ウーバーが指定する配達回数をこなすことによりボーナス報酬を貰うことが出来ます。
このクエストが初夏から夏にかけての時に比べて大きく金額ダウンとそもそも特別クエストが無くなってしまっています。
プロモーション
【平日のクエスト】
月曜から金曜まで
以前の最大40,000円程度~10,000円程度に激減
【週末のクエスト】
金曜から日曜
以前の最大は20,000円程度が5,000円程度へ。。
忙しいと思われる日や雨の日には上記金額とは別にプロモーションもあるので、配達報酬とはかなり別に稼ぐことも出来ましたし、あと何件頑張ろうというモチベにもつながっていたんですがね。
一番稼げた時の1/4~1/3くらいまで減らされたわけです。
これはかなり辛いです。。
ピークの激減している
オレンジのモヤのかかる頻度と金額が大きく減りました。
今まであればピークのかかっている場所でのピックアップであれば1件当たり100円~300円程度の上乗せがありました。
その範囲がかなり狭くなったのと、金額がババーっと下がりました。
これに関しては京都での話なので、もしかしたら東京や大阪のような大都市では変わらず多いのかもしれませんが、以前よりは減っているエリアは多いと思います。
200円のピークでも1日に10回の配達をすれば2,000円変わってきますし、10日で20,000円ううくらい変わってきます。
チリも積もればと言いますがその通りで収入を削られていきます。。
ブーストだけじゃ・・
ここまで書いてきた通り以前に比べれば報酬をカットされていますが、ブーストはまだあります。
ブーストは、通常の配達の単価に乗率(×1.1など)をかけてくれるシステムもあります。
同じ配達をするのなら単価の高い方が有利に効率よく配達をすることが出来ます。
ですのでプロモーションで前もってブーストのかかるエリアを確認しておいてそこへ向かうようにすれば少しでも多く稼ぐことが出来ます。
配達員の多くがそこに集中するので受ける注文が減ってしまう事も有ります。
ここら辺が難しいのですが、様子を見ながら場所を変えながら工夫をして働くのが今のところ良いのかと思います。
とはいえブーストだけじゃけっこう稼ぐには厳しいのは事実です。
クエストをこなしながら稼がないとなかなか満足のいく金額を稼ぐのは難しいと思われます。
それでも稼げるUber
ここまで今までより稼げないと言うてきましたが、それでも普通に稼ぐことは出来ます。
というより緊急事態宣言や外出自粛などが重なった春から夏にかけてが異常に稼げただけだったのかもしれません。
たしかにあの時であれば、東京でガチで稼いでいる人は月に50万以上稼げたと思います。
今でも一生懸命働いている人はそれくらい稼いでいるかもしれませんが。
今でも真面目に本業として働けば
月に20万円~30万円は稼ぐことは余裕で出来ます。
副業でもがんばれば
月に5万円~10万円くらいは稼げます。
本業で高給というわけにはいきませんが、自由な働き方が出来るギグワークとしては良い仕事だと思います。
特に私のように暇な週末だけ副業として稼ぐ人間からすれば報酬が減ったのは痛いですが、それでも月に数万円の副収入があるのは大きいです。
また最近の若い人に多いですが、たくさん稼いで車が欲しいとかブランドが欲しいとかよりも、多くの自由な時間とそんなに多くない収入があれば良いという人に言い働き方です。
精神的なストレスも少なく、めんどくさい人間関係もなく、何時から何時まで働かないといけないという縛りもないので自由な働き方でそれなりに稼げるお仕事として「Uber 配達員」はいいお仕事なんではないでしょうかね。
これからの予想
ここまでは現状のUber配達員の現状を書いてきました。
「2020年8月まで」
かなり稼げた
「現在」
そこそこ普通のバイトくらいは稼げる
「これから」
現状程度か、もう少し稼げるんじゃないかと思う
これから爆発的に稼げるようになるとは思えませんが現状維持ないしはもう少し稼げるようになると思います。
その理由は単価の問題ではなく注文数が少しずつ多くなるのではないかと思います。
その理由は2つあります。
1つ目は、利用者はなんだかんだ増えているし、Uberで頼める店舗も増えています。
注文する人が多ければ配達を多くできるので稼げます。
2つ目は、配達員が減っている。
新型コロナウイルスによってアルバイト先が閉店して、働き先が無くなった学生やフリーターの受け皿として多くの人が働いていましたがなんだかんだ時給制の収入が安定しているバイトへ戻る人が多いです。
なにより自転車やバイクで走り回るのは天候によっては辛い時もあるのでそういったことから登録をして、すぐに辞めてしまう人も多いのだと思われます。
単価が以前のように上がることが無かったとしても、より多くの注文を受けて配達をすることが出来る様になります。
そうすると必然的に収入は多くなります。
地蔵(待機)をしている時間ほどもったいない時間はないので、その時間を無くせればより効率的に稼ぐことが出来ます。
最後に
危険運転などで叩かれることも多くなってきていますが、交通ルールやマナーを守って働けば叩かれる道理はないわけです。
どれだけ真面目に働いていてもアンチは湧いてきますし気にせず働けばいいんじゃないかと思います。
実際に商品を雨の日や雪の日に食事を届けると『寒い中ありがとう』と声をかけていただく事も多くあります。
これからはインフラ的な役割に近いモノになる可能性を秘めています。
特に高齢化が進む日本では外食へ行けない人も多くなるんでしょうし、そういった人へ温かい食事を届ける大切な仕事へと成長するでしょう。
とはいえ大事なのは
やっぱり自分が稼げるかどうかだと思いますが
まだまだUberは稼げるでしょう。