ウーバーイーツの配達員で働くにあたって注意すべきことがあります。
ウーバーイーツの配達員を始めるために面接を履歴書も要らないので注意すべきことを知らずにはじめてしまう人も多くいます。
知らないと問題が後々起きることにもつながるので、きっちり抑えておきましょう。
納税の義務を負う
ウーバーの配達で得た報酬は確定申告を自分でして所得税と住民税を支払う義務があります。
その理由としてはUberがドイツ銀行から自身の口座へ入金をしてくれますが、報酬自体はピックアップしたお店から貰っているという扱いになり個人事業主扱いになるからです。
よってウーバーが税務上の処理を何もしない状態で口座へ入金されるので、自身で確定申告をする必要が出てきます。
もし税金を納めなかった場合は、税務署より追徴課税等の罰を受ける可能性があるので一番注意が必要なことです。
申告に関して
所得税に関しては、1月1日～12月31日までの収入が20万円以下の場合かつ会社などから給与所得を得ている人は申告は不要です。
20万円以上になる場合は、税務署の方法に従い確定申告をする必要があります。
①税務署へ行って確定申告をする
②自宅で書類を作成の上、税務署へ郵送する
③e-Tax(オンライン申告）を使って申告をする
最近ではシンプルになってきているので税務署の申告ページに進んで順番に入力していけば簡単に出来ます。
住民税に関しては、収入に制限なく申告が必要になります。
収入が20万円以下の場合は、確定申告の必要はないので税務署でなく役所へ申告しましょう。
確定申告をした場合は、住民税はそのまま計算されるので特に手続きは必要ありません。
副業がばれたくない人は、普通徴収による納税を選択しましょう。
払込票による納税であれば、会社からの給料と分離して納税できるので会社にはばれません。
レシートは残しておこう
確定申告をする時に経費を計上できます。
例えば、配達で使ったガソリン代や、雨合羽代など業務上必要なモノを買った費用を経費に入れられるので税金を少しでも少なくすることが出来ます。
ただし白色申告であればレシートはあくまで計算用で税務署の指摘が無い限り添付する必要はありません。
だからといって架空経費を出すことは決してやめておきましょう。
もっと詳しく知りたい場合は、ウーバーアプリ内に税理士さんが説明する確定申告の動画があります。
追跡機能がある
追跡機能は食事を頼んだお客さんが、配達員の動きを追跡することが出来る機能です。
この機能を使うと配達員が道に迷っていたり変な所へ行ったりすることを監視出来ます。
ですので配達中は、最短でお客さんの元へ行くようにしましょう。
注意深く見ているお客さんであれば行ったり来たりしていたり、長い事止まっていたりしたら何をしているのだろうと思われてしまいます。
サボっていると感じられたら、低評価を付けられたり最悪の場合、ウーバーの運営に通報されてします。
普通に配達さえしていれば、基本的に問題ありません。
道に迷ったときの対処法
Googleナビで目的地へ向かうと思いますが、ピンポイントで出てこなくてずれて表記されることが多いです。
3回に1回くらいはズレているんじゃないですかね。
迷っている間に時間は過ぎるし、焦りが生まれる状態になっちゃいます。
そんな時は
1.立ち止まって地図を見るもしくは、GoogleMapに建物名を直接打ち込んでみる。
直打ちするとピンポイントで出してくる事が多いです。
2.電話マークを押して相手にメールで建物の特徴などを聞いてみる。
レスポンスの悪い場合は電話する（電話代が掛かります）
この二点の方法で対処するしか無いですね。
評価が下がりすぎると配達出来なくなる
お客さんとお店が配達員の評価をすることが出来る様になっています。
〇か✖かの簡単なモノなので普通に配達をしていたら〇になるでしょう。
テキトーに汁ものを運んだりするとこぼれますし、時間を掛けすぎると冷めてしまいます。
置き配達で場所を間違えたりすると低評価を付ける対象になるでしょう。
あまりも低評価が多いとウーバーからアカウント停止の処分が出ることもあるので、当たり前ですがなるべく早く正確丁寧に配達をすることを心がけましょう。
慣れてくると人間は雑になりがちなので、慣れてきたら初心を思い出しましょう。
排気量に制限がある
ウーバー配達で利用できる乗り物には条件があります。
1.自転車
どんな車両でもOK
2.120CC以下のバイク
原付またはピンクナンバーまでOK
3.120CC以上のバイク
ウーバーの特別の許可が必要
4.軽自動車
扉が4枚以上でかつ、商業用ナンバーが必要
自転車と原付や120ｃｃ以下のバイクであれば特に条件なく始められますが、中型のバイクや軽自動車で配達をしたい人は申請やナンバーの取得が必要になるので注意が必要です。
また自転車で登録してバレないだろうと車で配達をするとスピードをチェックされているのでバレます。
車で時速15キロくらいで走り続ければバレないかもしれませんが。。笑
もし登録している車両以外で配達をしていることがバレるとアカウント停止になる可能性もあります。
まとめ
法的な責任問題になるのは納税くらいですが、そのほかの事でもアカウント停止になり配達が出来なくなるリスクもあるので注意しましょう。
特に確定申告に対しってては、なんだか難しいイメージですがやってみるとそんなに難しくないです。
街中を走っていると学生さんのような若い人も多く見かけますが、学生さんであっても確定申告は必要なので頑張ってするようにしましょう。
ウーバーは銀行振り込みによる収入なのでごまかせる可能性はゼロなのできっちりしましょう。
真面目に配達をしていればチップをくれる人いるので、簡単な作業で特に面接や履歴書も出していないので仕事感は少ないですが、れっきとした仕事なのできっちりこなしましょう。
