前職で採用担当の経験があるボムこと筆者です。
面接官はどんなところを見ているのかを知れば、採用に行く時に注意できますね。
面接をして採用するかどうかを採用する側からの立場で書いていきます。
是非参考にしてください。
職務経歴書・履歴書
選考は職務経歴書や履歴書の段階ですでに始まっています。
エントリーシートも採用基準にもちろん含まれます。
募集を出している企業は、今までの経験や方針からだいたいこんな基準で人を探すという指標を出している会社があります。
実際に私が採用を担当していた時は、降ろされてきたきた条件でまずふるいにかけて、面接するか確認していました。
応募者を全員面接するのは不可能に近いですし、会ってみた良い人かもしれないですが、そこは仕事という作業なので関係ありません。
大手になればなるほど、作業的に仕事をする人は多いです。
全部対応していたら身体も時間も足りません。
最近はワードでOKの会社も多くなってきましたが、提出書類関係を手書きで書く場合は読みやすく丁寧にキレイな字で書きましょう。
正直、汚い字であったなら読む気もおきません。
マイナスイメージは避けられません。
とはいっても字が下手でも大丈夫です。
丁寧に読みやすければ良いのです。
文字数を稼ぐだけで、良く分からない志望動機や一体なにをしてきたのか分からない職務経歴もNGです。
分かりやすく一体、その会社で何が出来るのかを書きましょう。
間違っても何をしたいとか、何に興味があるとかだけにならないようにしましょう。
第一印象は大事
見事、書類選考を突破できれば面接ですね。
面接って行くの結構緊張したりしますよね。
よく面接マニュアルとかあってノックの仕方やカバンの置き方、冬だとコートの置き方など色々とメンドクサイことが書いてありますよね。
決して間違えじゃないし失敗はしませんが実際は、マニュアル通りの事なんか気にしていません。
だらしなく見えなければ良いです。
話を戻すと、面接会場に入ってきた時に、ダラダラ歩いたり、テキトーな挨拶をされると、評価はだいぶ下がります。
極端に言えば、話なんか聞きたくありませんし、早く帰ってほしいです。
ドアを開けて入ってきた人が、髪の毛が伸びてボサボサだったり靴が汚かったりスーツがよれよれだったら、だらしない人だなって印象は最後まで残ります。
いくらすごい経歴を話されても疑いの目を少し持ってしまいます。
逆に少しくらい奇抜な髪形でも清潔感があってパリッとしていれば問題ありません。
実際に激しめの2ブロックのお兄さんを2時面接まで案内したこともあります。
たしか採用になったはずです。
出来れば真面目な方が無難ですけどね。笑
清潔感と誠実さが伝わる様にファーストコンタクトを取りましょう。
面接のとき
ここでは実際に着席した後の事を話します。
半分くらいの人が間違ってるなーってことを書きます。
特に若い子に多いんですが、
「○○さんは当社でどんな風になりたいですか?」というありきたりな質問をします。
すると失敗例なんですが
「御社に採用されましたら、すごく成長性のある企業で良い商品を開発されて、すごく良い商品を販売されて売り上げも高く優良企業なので私も御社で働くことにより、御社の○○という商品を販売させて頂き成長をして御社の役に立ちたいです。」みたいな回答が来ます。
正直、ウチの会社をここで褒められても嬉しかねーよと思ってます。
欲しい答えは
「御社に採用されましたら、今までの経験で商品こそ違うのですが販売することに自信があります。その理由は商品的には競合他社と比べて変わらないスペックでしたが、私はお客さまと人より親密になるために何度もお伺いをすることや、電話での定期的なご挨拶などをすることにより私という人間を買って貰うことに重きを置いて販売をしたことにより社内で1番の成績を収めた経験があります。
ですので、御社の素晴らしい商品を販売させていただく事により、即戦力になる自信があり誰よりも早く入社から販売成績でトップになりたいです。」
あくまで例ですが、こんか感じだと会社にメリットがありますよね。
この人のスキルは人と距離詰めて営業することで、意識も高いし売り上げも上げてくれそうな人だなってイメージになりますよね。
面接の間は終始、その会社で私はこんなに役に立ちますアピールの場だと思ってください。
ここで働きたいんだアピールの場ではありません。
最後に退出の時も気を抜かずにきっちり気持ちを込めてお礼をいいましょう。
この人とまた会いたいなと思えるような去り方をしましょう。
あんまりないですが、それまで不採用だなって思った人が最後にすごく丁寧に謙虚に挨拶してさっていく時に、覆したこともゼロではありません。
もちろん稀なケースですが、気を付けてください。
こんな事も注意したほうが良いです
一応気にしといた方が良いことをお伝えします。
〇会社の中では、とりあえずすれ違う人に挨拶をきっちりしておきましょう。
採用担当者は、基本は会場にいることが多いですが、二次面接をする役員なんかとすれ違うこともあり得ます。
印象が良ければ、あとでどんな感じか聞いてきたりします。
面接担当者もトイレに行ったり、人によっては煙草を吸いに行ったりします。
廊下ですれ違った人が担当者で無視したらマズいですよね。
〇会社の近隣でも真面目にしといた方が良いです
昼すぎの面接であれば、近くの飲食店やコンビニにお昼に行く人も多いです。
社内の食堂で食べたり、お弁当を食べる人もいますが、もし外でテキトーにだらだらしている姿が印象に残ってしまったら、面接のときに外で態度悪かった人だなってなります。
面接が終わった後も、なるべく離れてからゆっくりしたほうが良いですよ。
〇履歴書や職務経歴書に書いたことは忘れちゃダメ
これも当たり前の事ですが、面接官は職務経歴書などを先に目を通しています。
そして面接中も手元に置いて話を聞きます。
いわゆるそこの人を知る資料です。
その書いてあることと、話していることにギャップがあれば違和感しかありません。
そしてすべてウソなんじゃないかと思います。
書き終わったら、写メでもしておいて書いたことをきっちり暗記しましょう。
最後に
担当者にもノルマや定量評価があります。
決められたスキル以上の人を決められた人数と日時までに採用をしないといけません。
採用の仕事は思っている以上に大変な時もあります。
出来れば早く家に帰りたいし、休日出勤もしたくはありません。
もし、この人を採用と決めればサクッと二次選考にいって採用人数という目標値を終わらせたいのが本音です。
中には、熱意や情熱を持って仕事をしている人多くいますが、会社が大きくなればサラリーマンが面接するので、仕事の一部としか考えていません。
人事の仕事は、新規採用をするだけでは有りませんからね。
バチっとハマるような気持ちと態度を持って面接に挑めば問題なくクリア出来ます。
書類選考に関しては、正直歴史ある大手だと、目に見えるスキル(学歴や社歴や資格)だけで通すか通さないか決めるところもまだありますので、あきらめずにドンドン応募してください。
リクナビNEXTを使ったら大手企業などの掲載が多いです。
就活や転職でいえるのは、応募を出す企業は高いお金を払って募集を掛け、採用者の人件費を払い場所を提供します。
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なので、この記事の内容を踏まえてどんどん応募していきましょう。